2003年6月22日
【白髪山〜さおりが原】 1,769〜1,170m 高知県物部村
今年は楽しみにしている○山会から、めったに機会が無いと思われる石立山へ登る日だ。
イシダテクサタチバナに会えることを期待して・・・。
5時松山から5台の車に分乗してを出発。川内ICから松山道を通り川之江JCTから高知道で
南国ICへ。(先頭車両はチョッととばし過ぎ) 6:40 南国ICを下りて直ぐの「道の駅」へ到着。
トイレ休憩。6:50 R195をひた走り一路、東へ物部村の
別府峡を目指す。
7:40 別府峡の駐車場到着。途中までは曇り空だったが着いた頃には雨。支度をしながら
しばらく様子見。時折、少数グループが駐車場に入ってくる。中には出発する組も居たが私達は
大人数。(20名)これだけの人数が途中の濡れた岩場を歩くのは危険とリーダの判断。
(天気が良ければ
日和田側の登山口にも1台、車を置いて、通り抜けする予定だったのだが)
8:25 目的地を白髪山に変更し出発。別府峡谷を更に奥へ大栃林道を進む。(こんなに奥まで
よく道を付けたものだと思うくらい) 【注】高知県内には本山町にもう一つ白髪山がある。
9:00 登山口にある広い駐車場到着。登山口には大きな案内板。9:25支度をして出発。
雨足は弱い。広葉樹林帯を歩くので気持が良い。
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駐車場からの白髪山 |
駐車場入口にある案内板 |
木製の味のある登山口案内 |
約35分で笹原へ。振り返ると駐車場に停めた車が見える。
10:05 二等三角点
白髪山(1,769m)到着。四国百名山の山でもあるらしい。山頂からの
眺望はガスってきかない。晴れていれば剣山、次郎笈、三嶺、石立山なども見えるようだ。
10:17 出発。約30分で白髪分岐(右へ行けば白髪避難小屋に出る)まっすぐ進み約20分で
ふたたび分岐の標識。(韮生越:ニロウゴエ)更に進んで11:20カヤハゲ到着。(標高1,720m)
付近ではコメツツジが咲き始めていた。
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上:ツマトリソウ、左下:バイケソウ、右下:ミズナラ |
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上:さおりヶ原、左下:森を流れる川、右下:トチノキ |
11:27 堂床4.0kmの案内に従い下って行く。途中は自然林たっぷりの森であった。大木も
沢山ありリーダの言葉ではないが「良くぞここまで自然林を残してくれた!」の感である。とても
気持が良い。
12:23
さおりヶ原に到着し昼食。
ここには林野庁が制定した森の巨人2本があった。(後で知ることになる)
1本は
トチノキ(幹廻り:479cm、樹高:25m、樹齢:250年)もう1本は
イヌザクラ(幹廻り:
517cm、 樹高:30m、樹齢:250年) イヌザクラは残念ながらどこにあるのか気付か
なかった。食後、付近の散策。森の中を轟々と川が流れている光景は初めてで、感動的で
あった。水も冷たく雪解け水を思わせる程であった。
12:50 出発。少し下って沢を横切り林道に出た。トンネルを抜け、林道をひたすら歩く。
黄色のコナスビがあちこちで群生し咲いていた。これほど多いのも初めてである。
やがて舗装区間に入り更に広い林道に出た。いままで歩いてきた区間は一般車通行止めで
ある。
13:35 出口にさおりヶ原の巨人の事が書かれている大きな案内板。
これからは、舗装道路をひたすら、上りを出発地点の白髪登山口まで歩くことになる。
途中、何かの花を見つけては撮影。皆より遅れながら・・・。雨も時折降ってくる。
15:00 駐車場到着。お疲れさま!! 舗装道路は疲れる。(これも訓練だ!)
15:15 元来た道を引き返し帰路へ。南国ICへ17:00到着。帰りは伊野ICまで出て、
R33をゆっくり走って帰ることにした。
19:30砥部町内へ。
道中長いので疲れたが自然林の多い山を歩け気持の良い一日でありました。
●今日出会った花
コナスビ、バイカウツギ、ウツギ、エゴノキ、ツマトリソウ、コメツツジなど
●本日のコースタイム
松山−−(約148km 1:40分)−−南国IC−−(R195経由 60分)−−
別府峡
−−(30分)−−白髪山登山口−−(40分)−−
白髪山−−(30分)−−白髪分岐
−−(35分)−−カヤハゲ−−(60分)−−
さおりヶ原−−(林道歩き 2:10分)
−−登山口