直線上に配置

山歩き記録

2004年4月29日

二箆山(ふたつのやま)】  1169m  愛媛県上浮穴郡美川村
 
 みどりの日、いつもとは違った山へも行ってみたいと思いながら、なかなか行くところが決まらず。
カミさんは一度行ったことがある二箆山へ行くことにした。出発は8:30となってしまった。

 R33で久万町まで行き、岩屋寺を経由し、R494に出て面河方面へ、仕七川で右折し少し走り
再び右折。県道210号美川川内線でを途中2分岐を左にとって「置俵」方面へ進む。
まがりくねった舗装道をぐんぐん高度を上げていくと右手に開けた(伐採跡)場所に出る。
おおーっ!素晴らしい眺め。南側からの皿ヶ嶺連峰が一望できる。

皿ヶ嶺連峰 右端は石墨山 林道:長崎線の案内
手軽に登るならここで左折
 
少し走ると美川スキー場方面が見える。天気も良いので最高!
しばらく走ると「赤蔵ヶ池」の案内板。(10:40) ここまで約2時間。帰りに時間があれば寄ること
にして通過。ここからは下りになる。およそ10分ほどで林道:長崎線の案内板。(カミさんたちは前回
ここを入り山頂まで約15分ほどの登山口まで行ったとのこと。楽に頂上へ登るならこのコース)

私たちは歩きたいので更に下り「置俵」「長崎」方面を目指す。途中、右手に眺望が開けてきた。
中津明神山から東へ続く山並が見える。更に下ると柳谷方面から「黒藤川」「二箆」地区への道と
合流。急カーブを左折して進む。最初の集落が「置俵」らしい。そこからしばらく走ると「長崎」地区へ。

2分岐の橋のたもとに、一般県道美川川内線終点の標識。左折して林道長崎明神山線へ進む。
あいにく道路工事中でダンプやユンボが作業中であったが道を訪ねたところ親切にも道を開けて
下さった。(11:00)

  一般県道美川川内線終点の標識
ここを左折する。橋のたもと右側は車庫に
なっている
3つ目の橋の手前が登山口
緩い右カーブになっている

約15分ほど走り3つ目の橋のたもとから登ることにした。(目印は四国電力 ヨラキレ22号電柱)
登山口の標識は無い。
11:30出発。初めは植林帯である。そこそこの上りが続く。やがて雑木林に出る。
何か咲いていないか眼をこらしてみるがスミレなどの他には特に見つからない。
12:15 廃屋に着く。車が物置代わりになっているのをみると、ここまでは上って来れたのであろう。
廃屋の横を通り抜け小さな沢を横切り、再び植林帯。背丈を越えるスズタケをかき分け進む。
そこから少しで林道:長崎線に出会う。(12:40)

ここから、林道を歩いて登山口へ行くこともできるが、私たちは林道を横切りすぐに右折し林道と
平行に進んだ。が、途中、脇道が多く判らなくなり一気に高い所を目指し尾根に取り付いた。
尾根の北側は雑木林になっており林床にはフデリンドウやヤマルリソウが沢山咲いており、
ユキザサも開花準備をしていた。気持が良いのでここで昼食。(13:00)

昼食を摂った雑木林 四等三角点 二箆山山頂

13:30 出発。ほどなく植林帯が途切れ、堂ヶ森〜石鎚山〜筒上山、手箱へと続く山並が見えて
くる。ナイスビユー!!

13:50 4等三角点 二箆山山頂着。
東側に進むと眺望が良ように書かれた記事に従い少し下ってみたがそれらしき場所が見つからず
南側に作業道らしき道が見えたのでそちらへ降りた。杉林の道沿いには花の終わったショウジョウ
バカマが多数見られた。14:15林道へ降りた。

そこから右へ進みイタドリ、ワラビを採りながら元の場所まで15分。(14:30)
途中、猿樂石への登山口があった。(林道 長崎線でここまで車でくれば約15分で山頂とのこと。)
ここから、再び植林帯に入り下っていき、登山口へ15:15着。

帰路は、元来た道を引きかえし”怪獣ヌエ”伝説の赤蔵ヶ池へもちょっとだけ立ち寄ってみた。
行く道ぞいにはフモトスミレが沢山咲いていた。

山自体は植林帯が多いので又、来たいと思うほどの山ではないが、そこそこ楽しむことができた。
 
●本日出逢えた花
  ナツトウダイ、ミツバテンナンショウ、ヤマルリソウ、スミレいろいろ
  センボンヤリ、フウロケマン、ユキモチソウなど

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