直線上に配置

山歩き記録

2004年10月27日    昨年の続き井内峠白猪峠(東温アルプス)を歩く

井内峠〜梅ヶ谷山〜樽谷山〜根無山〜白猪峠ピストン  
 1.169   1.316m   1.255m 1.241m 1.115m            
 
  前日、PM7:30頃、会社から帰宅し「明日、休暇が取れたが何処へ行く?」と釣りキチのカミ
さんに聞くと「明日は強風の予報なので残念だけど山にしようか!」との返事。まだ紅葉には早い
だろうと思ったが東温アルプス(※)へ行くことに決定。

8:30松前を出発。川内町まで走り「則ノ内」交差点で右折。県道210号−美川川内線へ入る。
集落を過ぎグングン高度を上げていく。道幅はさほど広くはないが舗装はされている。
右下に棚田が見える場所があり写真を一枚。しばらく進むと滝。ここでも一枚。

この先で、ブルが道に流出した土砂の撤去中。しばらく待つと移動してくれてその場を通過。
お礼を述べ、この先の状況を尋ねると、落石もあるようなので撤去工事をするとのこと。
途中で「通行止め」の表示が有ったろう!と言われたが、バリケードもなく道端に片付けたように
なっていたので上がって来たと説明。
とにかく行ける所まで行こうと進む。大岩が道の横に転がっている。何とかすり抜け10:05井内峠
に到着。

 井内トンネル(延長124m、幅員4.2m)手前に高知
 ナンバー車が一台。私達は久万町側に出た左側に駐
 車。 
 支度をして10:20出発。登山口は駐車場の盛り土を
 越え右手に少し下る道を進む。10:33 井内峠
 (1.088m)着。上林峠、白猪峠へそれぞれ4.6kmと
 なっているから両峠のちょうど中間点ということになる。
 谷から吹き上げる風のため気温は13℃。肌寒い。

 右へ行けば梅ヶ谷山、樽谷山、根無山を経由し白猪
 峠へ。更には石墨山へと続いている。
 真新しい東温市の案内板がある。

 きれいに刈り込まれた自然林の尾根道を上る。初めか
 ら急登が続く。
 10:44 途中にある1.169mらしき小ピーク。そこか
 ら二つほどのアップダウンを繰り返し上方に白い反射
 板が見えてくる。
 
無名の滝
井内峠の案内板 梅ヶ谷山頂上にある反射板

山頂近くで話し声が聞こえてくる。高知ナンバーの人達4人に追いついた。
11:18 4等三角点・梅ヶ谷山(1.315m)着。山頂で高知のメンバーのリーダの男性に話を
伺っていると氏は○山会のS先生とともに「四国百名山」の執筆者の一人で谷山さんだと言って
おられた。そのような方にお会い出来てラッキーであった。

11:38 その後、東に石墨山や三ヶ森、南に中津明神山や鳥形山の眺望がすばらしい場所まで
御一緒した。氏は「すばらしいコースだ!」と誉めていた。


 紅葉はピークを過ぎている。一部残っている
 ドウダンツツジが少し賑わいを見せて
 くれていた。
左端:法師権現、右端ピーク:石墨山

 高知のメンバーは昼食を摂ってここから引き返すと言っていたが私たちは白猪峠までを歩く予定
なので先へ進む。ここから一気に下る。(もったいない。せっかく上ったのにー・・・!)
11:55 1,258mらしきピーク。アップダウンの数を数えていたが途中で判らなくなってきた。
それほどアップダウンが多いのである。尾根歩きとは言っても結構きつい上り下りである。
12:19 4等三角点・樽谷山(1,255m)到着。ここで昼食にした。周りは木々に囲まれ眺望は
よくない。小さな頂上である。12:54 出発。

13:14 根無山(1,241m)着。樽谷山、根無山それぞれに東温市の道標が建てられている。
ここから白猪峠までは下りである。帰りは上り返すのかと思いながらも、とにかく行ってみることに
した。
13:29 白猪峠(1、115m)着。ここから少し下った左側にお地蔵さんが有ったのを確認し引き
返す。これで、昨年歩いた場所までつながった。13:37 出発。気温7℃。

白猪峠の案内板(直進すれば法師権現を経由して石墨山へ、
左へ行けば白猪の滝や唐岬の滝方面へ下る
一抱え以上もあるブナ

13:55 根無山通過、14:18 樽谷山通過、15:10 眺望の良いピーク。
15:16 梅ヶ谷山通過、15:48 井内峠、15:59 登山口。

 全体は尾根歩きでアップダウンが多数ありブナ、ミズナラ、リョウブなどの落葉樹林がずっと続く。
気持ちの良いコースであるが結構きつい(歩き方にもよると思う)。適度に休憩をとりながら
自分のペースで山歩きを楽しめば良い。梅ヶ谷山の先の眺望の良い辺りまでは行ってみること
をお勧めしたい。

●本日のコースタイム
  松山−(約36km、60〜70分)−井内峠
  【往路】
  井内峠−(1時間)−梅ヶ谷山−(1時間)−樽谷山−(20分)−根無山−(15分)−白猪峠
  【復路】
  白猪峠−(18分)ー根無山−(23分)−樽谷山−(60分)ー梅ヶ谷山−(45分)−井内峠

  総行程 5時間40分(内、昼食:35分、休憩:5〜10分×6回)



参考マップ  (井内峠〜黒森峠付近)

(※)東温アルプスについて(山と渓谷 2004.10号より)
  ・愛媛県東温市(旧 川内町)の「さくら山行会」は松山市の登山グループと協力して石墨山
   から皿ヶ嶺山頂付近まで延びる約10kmの登山道「東温アルプス」をまる2年にわたって
   整備した、と書かれている。すなわち「東温アルプス」とは皿ヶ嶺連峰を指すと思われる。
  
●東温アルプス その他の山行記録へのリンク
  
▲黒森峠〜石墨山〜白猪峠  ▲井内峠〜陣ヶ森〜上林峠〜皿ヶ嶺へ

                                                  
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