直線上に配置

山歩き記録

2004年11月3日 
   
楢原山(ならばらさん) (1,041m)  越智郡玉川町
            
 早朝、強い風の音で目覚め釣りの予定を急遽、山に変更。
近くの山で行ったことのない山にしよう!ということで”悠々山行記”にある楢原山へ
竜岡木地から”四国の道”を歩くことにした。

9:00松前を出発。石手川沿いに進み国道317号で今治方面へ走る。
9:57 水ヶ峠トンネルを抜け直ぐ、鋭角に右折して林道に入る。8分程走ると”四国のみち”の
案内板。そこから、ほんの少しの所のトンネルを抜け10:06 左手に石の鳥居のある場所に到着。
付近の広くなった路肩に駐車。(登山口はここから約100m奥の左手。)鳥居周辺には2台の車が
駐車していた。

10:30 仕度をして登山口出発。

 左端の写真の登山口から一旦
 下って蒼社川にかかる橋を渡る。
 そこからきつい上りが始まる。
 
 雨上がりであったせいか地面を
 覆う杉の葉が滑りやすく歩き
 にくかった。
 
 すぐに息があがる。手軽な山と
 思ったが結構きつい。
 (最近、体力が無くなったのか
 ナー?)
登山口にある楢原山まで
2.6kmの案内板

所々にこのような案内板がある
登山道は大部分このような
階段状になっており杉葉が
落ちており歩きづらい

11:25 平坦な場所に出たので小休止。ふと足元を見ると鹿?の糞。このあたりにも居るのだ
ろうか?ちょうど、大き目の黒大豆のサイズ。沢山、落ちていた。

鹿?の糞だろうか? 登山道途中からの楢原山 下木地からの林道と合流

12:00 楢原山へ0.7Kmの案内板。下木地からの林道と合流。(エッ!ここまで車で来れ
るってこと?) 奥の方が楢原山方面。少し歩くと右手に蓮華寺跡の石碑。その少し先に奈良原
神社の石碑。ここまで林道が舗装されている。地面には絨毯を敷き詰めた様に落ち葉が沢山。

12:30 楢原山(1,041m)着。頂上には奈良原神社の石碑と横に社殿、経塚などがあった。
 また、「東経132度56分49秒、北緯33度56分13秒 1,042m 玉川中学製作」の案内が
 建っていた。諸々の本には1,041mとなっており1mの差があるがどちらが正しいのだろう?

山頂からの眺望は木々に覆われ良くは見えないが西に高縄山や北三方ヶ森、南に明神ヶ森から
東三方ヶ森などが見えている。

 奈良原神社について
 (途中にある案内板に書かれた内容) 

 楢原山(標高1,042m)の山頂にある
 奈良原神社は昔、奈良原権現と呼ばれ
 牛馬を守る神として信仰されていた。
 南北朝時代に長慶天皇が戦争に敗れ
 牛に乗って楢原山深く逃げ延びたという
 伝説から牛追、馬斬、千疋峠などの地名
 が残っています。また奈良原神社経塚か
 らは国宝の銅宝塔(平安期)をはじめとす
 す遺跡が見つかっており町立玉川近代
 美術館で展示されています。
 
奈良原神社社殿と石碑

山頂近くにある県の天然記念物の「子持ち杉」近くへ下り昼食とした。
この付近には子持ち杉の他にも沢山の杉の巨木が見られる。

子持杉
「子持杉」
県指定 天然記念物になっている
大きな枯れた株
残念ながら木の名前は付いてない

13:20 下山開始。
14:20 登山口。

 今日のルートは初心者レベルという事らしいがなかなかどうして。階段が多く歩きにくいし植林帯
が殆どで決して楽しめるコースとは言いがたい。山頂付近には自然林がわずかに残っており巨樹
にも出会えたことが今日の喜び。
 

●本日のコースタイム
  松前−(約32km、60〜70分)−龍岡木地 登山口
  
  登山口⇒(2時間)⇒楢原山⇒(1時間)⇒登山口
  

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