直線上に配置

山歩き記録

2005年1月28日 
   
総津権現山・コクゾ峰 440m・825m   愛媛県伊予郡砥部町(旧 広田村)
            
 久しぶりの○山会の山行。総勢8名。
7:55 松山市内出発。R33を高知方面へ走り砥部町で右折しR379へ入る。広田の道の駅前を
通り過ぎ少し行った広田橋より右折し県道306号へ入り、すぐに権現山の案内で更に右折。
長曽池キャンプ場方面へ走る。
左手に、岩場が見えてきた。まもなく権現山、流しソーメンの案内のある場所に駐車。(8:32)

川にかかる橋を渡り正面に見える建物の左を通り石の橋を渡る

 8:55 出発。橋を渡り、右上の写真の左横を通り直ぐ左の石橋を渡る。気温は低いが
幸い凍ってはいなかった。これからのコースは岩場が多く、ここで凍っているようならかなり
危険と思われる。
歩き始めていきなり急登。「せり割り」と呼ばれる細い岩場の間を抜ける際、ザックを下ろし
横向きに通り抜けた。滑る岩の斜面に5mほどの鎖がかけられている。横に鉄筋で梯子が組まれ
ているので大丈夫。(一の鎖)

 一の鎖を登りきると
 豊峰神社/あかの水の
 分岐。

 あかの水の方へ少し下る
 と左に岩窟があり更に下
 ると滝が見えてきた。


一の鎖 あかの水 滝

 引き返し上を目指す。「じゅずかけの杉」の案内。そこを過ぎると「二の鎖」。途中まで梯子が
掛かっているがその上は、鎖のみ。木の枝などを掴みながら登る。逆スラブの岩は凍っておれば
危険。

二の鎖より頂上
三の鎖  豊峰神社・権現山頂上

9:32 総津権現山(440m)着。山頂には豊峰神社が祭られている。周りは断崖絶壁。
     山頂からは桂ヶ森やコクゾ峰などの山々が見える。低いながら眺望も良い。
     時折、粉雪も舞う。
      
9:43 下山開始。登って来た方角とは反対へ下りる。途中、「馬ノ背」と呼ばれる左右が
     切れ落ち盛り上がった場所を通過する。しばらく植林帯を進むと作業道や林道と
     交差する。権現山の案内板から林道を1km足らずを歩くと「長曽池」のほとりに着
     いた。(10:18)周辺にはキャンプ場があり、間伐材を使った立派なログのトイレも
     あった。

 10:25 コクゾ峰を目指し再び林道を歩く。途中、左下の開けた場所
        に「千人塚」が見える。

 10:47 登山口(特にこれといった案内はない)。赤テープを目印に
        作業道を歩く。途中から左にとって尾根沿いに、緩やかに
        上る。作業道と交差しながらまっすぐ尾根を進む。
        殆ど檜や杉の植林帯。
長曽池からのコクゾ峰

11:30 二等三角点 コクゾ峰(825m)到着。周りは植林帯。眺望は良くない。
      少し休んで下山開始。(11:40) 40分もかかった上り道も、下るとなると僅か20分。
      途中からは、白銀の大川峰や美川峰が見えた。
12:00 林道に下りる。そこから歩いて「長曽池」のほとりで昼食。池の縁にネコヤナギがもう
      芽を出していた。

13:00 出発。
14:00 林道を歩き駐車場へ。

  総津権現山は急登の連続であるが、スリルもあり結構楽しめるコース。皆、面白かったと
  賞賛。低いながら良い山だ。

●本日のコースタイム
   松山市内−−(40分)−−権現山登山口−−(ゆっくり約40分)−−権現山−−
   (1時間40分)−−長曽池−−(22分)−−登山口−−(40分)−−コクゾ峰
   −−(20分)−−登山口−−(約1時間20分)−−出発点

●広田石鎚(権現山)について(案内板に書かれていた内容)
  
   広田石鎚は権現山という呼称で親しまれ往古より宗教にまつわる聖地として崇拝されている。
   この歴史は約七百年にも及ぶ。
   権現山は標高440m、左を豊岳(遠見嶽)、中を権現嶽(雄岳)、右を赤(閼伽)の水岳(雌岳)
   と呼ぶ連岳峰から成り、赤(閼伽)の水岳より端を発する「白糸の滝」は修験場やソーメン流し
   で有名云々。
●砥部の里めぐり”陶街道五十三次”の32番が権現山
  登山口には陶器で作ったスタンプ台があった。
◆山の花一覧
▲山行目次へ
inserted by FC2 system