【2日目】 7月31日 常念小屋〜常念岳〜蝶ヶ岳
朝食を済ませ
6:40頃、
「常念小屋」をあとにする。今日は、蝶ヶ岳ヒュッテまでの行程だから景色や花を楽しみながらゆっくり歩きましょう!との嬉しいお言葉。雨は降らないもののガスっている。軽い準備体操の後歩き始める。常念岳はそこに見えるのだが・・・。
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常念小屋が眼下に見えてきた。小屋近くに
テント場も見える |
小さな石ゴロゴロの登山道 |
常念小屋と常念岳との標高差は約400mであるが結構な急登が続く。息もあがり途中、花を見つけては、しばし立ち止まる。
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常念岳 頂上が見えてきた |
「三俣」からのルートと合流 |
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もう少しです |
8:40頃 「常念岳」 (2,857m)頂上着。東側の崖下には雪も残っている。
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深田百名山 「常念岳」頂上
天気が良ければ槍ヶ岳〜穂高連峰の
山々が見えるのであろうがガスって
見えない。それらを背景に写真が
撮りたかったのだが・・・。
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ガスっているので眺望はよくないが暑さは柔らぐ。
標準タイムでは小屋から1時間のところ倍の2時間かかっている。ガイドさんも不安になるであろう。
それでも長めの休憩タイム。いよいよ尾根歩きの始まり。ここからは一旦下って行く。
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常念岳からの下り |
こんな所も |
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頂上からは手前中央に
ある2,512mピークまで
下る。 |
11:30 2,512mピーク着。色々なグループが休憩中。およそ20分程の昼食タイム。眺望が良い場所だからここでも槍や穂高の景色が見えることを願いながら・・・でも。
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常念岳を振り返る
降りてきた尾根筋が
見える |
12:00 過ぎ 昼食を済ませ樹林帯へと入って行く。道は緩やかな上りになっている。眺望は無いが樹下には色々花が見られた。
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12:50
ニッコウキスゲの
群生地
中には、ハクサンチドリ
グンナイフウロ、ミヤマ
キンポウゲなど |
花休憩のあと、道はいったん下りになる。両側にはトリカブトやマルバダケブキ、エゾシオガマ、シシウドなどが咲き乱れる。
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頂部の尖った「蝶槍」を
目指し下る。
(せっかく上っている
のにもったいない) |
14:25頃
「蝶槍」の最高点。
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蝶槍の最高点 |
蝶槍の手前付近で見られたトウヤクリンドウ(初見) |
三角点(2,664m)は最高点からおよそ10分歩いた所にあり、登山道より100m程、左に入った所にあった。
ここまで来れば蝶ヶ岳まではもう少し。宿舎(蝶ヶ岳ヒュッテ)の予約を入れるため元気グループは
先に行っている。残ったものは、のんびり花散策を楽しみながら歩いた。
14:45 「横尾」との
分岐。
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穂高にかかるガスが少し取れてきた |
「冥想の丘」(展望指示盤) |
15:20 「冥想の丘」(展望指示盤)通過。奥にヒュッテが見えてきた。
15:25 「蝶ヶ岳ヒュッテ」着。夕食までは十分時間があり、頂上までは5〜6分とのことなので
ヒュッテ前に荷物を置き行ってみることにした。
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15:34 「蝶ヶ岳」(2,677m)頂上
[花の百名山(NHK衛星放送版)]
代表花:ミヤマキンポウゲ
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頂上から降りくる途中、穂高にかかるガスが次第に取れてくる。寒さも忘れてその姿を見せてくれる
のを待つ。16:10過ぎ、ほぼその全容を見せてくれた。今回は見ることができないと諦めていただけに
感慨深いものがある。
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穂高連峰 |
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遠く槍ヶ岳をのぞむ |
【本日のコースタイム】 昼食・休憩含み7時間50分
常念小屋⇒常念岳⇒2512mピーク⇒蝶槍横⇒蝶ヶ岳ヒュッテ屋(歩行距離:約11km)
(2:00) (2:50) (2:25) (1:00)
【メ モ】 docomo携帯 通話不可