花仲間を誘って『イワウチワ』を見に出かけた。今日の参加は8名。松山組と西条組の2台で、一方は”瀬戸内しまなみ海道”より、私たちは”瀬戸中央道”を通って山陽道へ。橋を渡って安く行けるのも5月いっぱい。今のうちに橋を渡って四国から脱出しておこう(笑)
5時前、自宅出発。予報どおり良い天気になりそう・・・だが
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高松自動車道にて朝日を拝む。左手の山は
讃岐富士(飯野山) |
瀬戸内海の朝日
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運転を代わって頂いていたから、やっと橋の写真が撮れた。 |
途中のSAで休憩し運転を交代。我々が山陽道に入る前、松山組は既に岡山道の高梁SAへ着いたとの知らせ。随分早く着いたものだ。飛ばして来たんだろうなぁ?などと言いながら先を急ぐ。
(彼らは早く集合したので出発が早まったとのこと)
高梁SAに着き、すぐに出発。中国道に入り、
院庄ICを降り、R179を北上する。
奥津温泉を通過し、しばらく走り
「うたたねの里」の案内で右折。赤和瀬川沿いに走る。芽吹きの遅い自然林の渓谷に白いタムシバの花が沢山咲いていた。新緑の頃は綺麗だろうなぁ!
登山口にはトイレが無いため、少し手前にある、「
うたたねの里・いっぷく亭」内のトイレを使わせていただいた。地区のお母さん方が囲炉裏の火をおこし支度をしていた。
そこから少しの所で神社や最終の民家になるのだが見落として奥まで入ってしまった。途中に停めてあった車の人に尋ね、駐車場を確認。引返し車を停め準備をしていると香川bフ車。話しているうちネットでよく聞くHNだった。年配の方々を案内してイワウチワだけを見るとのこと。
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8:40頃
支度をして集落の外れにある一軒屋
横から香川の人たちと「滝谷コース」を
歩き始める。
このお宅の家の前は少し広くなって
いるが、平日はバスが廻るので絶対
に車を停めてはいけない。
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歩き始めてすぐ、民家横付近にキクザキイチゲがあったが陽が差さず開いてくれない。帰りに再度寄ってみよう。
のんびりスミレやイワナシの写真を撮りながら歩く。小雨が降ってくる。えぇっ!こんな予報ではなかったのに・・・。約20分ほどでイワウチワがあるという周回遊歩道分岐に出る。ここを右に進むとすぐにイワウチワが現れる。前方から”咲いとるよ〜”の声。イワウチワの花畑が続く。
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イワウチワ
(岩団扇)
雨があたり重く幾分
うつむきかげん
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イワナシ
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キンシベホタンネコノメ ソウ |
葉っぱのマントをまとったサンカヨウ蕾 |
雑木林に、みぞれ交じりの雪が降る。それでもスミレやミヤマカタバミ(雨で開かない)などにカメラを向けながら、ぬかるんだ登山道を歩く。足元はドロドロ。
10:30
伯州山荘 着。早いが(誰かが1時間程、時計を見間違えた)昼食。靴をぬぎ山荘を使わせてもらった。暖かいインスタント味噌汁が旨い。室内にある温度計は4℃。室内は約12畳くらいか?
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伯州山荘へ入る。
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食後、小屋の右側から頂上に向かう。およそ10分で
伯州山(1,044m)頂上だった。
雨とガスにより眺望はきかない。
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雪にふるえる
ショウジョウバカマ |
伯州山頂上にて |
早々に頂上を後にし、下山開始。上りはまだ良いが下りはよく滑る。
山荘から尾根を歩き「
本谷コース」で降りる。結構きつい階段状になっている。
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オオイワカガミ |
オオイワボタン |
チシマネコノメソウ |
12:40頃 下山。時々、太陽の日差し。気になるキクザキイチゲを見に行くが、まだ開く様子はない。
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一株だけあった
イカリソウ |
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オオタチツボスミレ |
キクザキイチゲ ついに花を開いてくれなかった |
時間もあるので、岡山森林公園に向かう。約40〜50分で着いた。
多くの人で賑わっており、管理棟に近い駐車場は車であふれている。パンフレットをもらって公園内を
散策。
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キンキエンゴサク |
ミズバショウ とリュウキンカ |
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帰る頃になってやっと天気が回復してきた。氷雨の伯州山となったけれど多くの花との出会いがあり
その天候も思い出に残るものとなった。ここの自然林はとても素晴らしい。新緑のシーズンには森を歩くだけでも価値がある
もう帰ろうと思っていた頃、香川のネット仲間とやっと出会えた。事前連絡で彼らも同じ山に登ることを知っていたが同じ時間帯とはならなかった。ちょっとだけでも顔を合わすことができ嬉しかった。